大手3社の新規契約大減少
2020年8月8日の読売新聞の記事に
大手保険会社3社の2020年4月~6月の前年比が40%~70%契約件数が減少していると発表がありました。
この3社には問題になった、大手か○ぽ生命保険は含まれていないので、全体でみると、もっと酷そう。
まぁ、そりゃそうだとしか言いようがないのですが
販売減少の原因は対面での接客ができないという点だそうです。
見方を変えてみる。
この話は見方を変えると
保険というものは日本において
「営業しないと売れないもの」という
ことが浮き彫りになったものでもあると思います。
これほどの新規加入者減少の現状はコロナだけの問題ではないと思います。
むしろ、コロナだからこそ本来であれば医療保険や死亡保険など伸びそうなものです。
問題点
専門性が高く、ある程度知識がないと商品を理解できない
分からないから、相談しにいこう。
相談するのはいい事です。しかし、カモにされては、どうしようもありません。
ある程度勉強したうえで
「このひと、ちょっと詳しい!?下手なこと言えないな…」
的な雰囲気を作り出しましょう。
担当者がいる。任せっぱなしになっている
信じられる担当がついていることは、非常にいいことです。
しかし以前、記事にした金融リテラシー調査では約半数の人が任せっきりにしていて比較などを行っていないとの調査報告がありました。
昨今、よく耳にするようになった「金融リテラシー」とは? 自分の生活を確保するため、最低限身につけておかなければならない、お金に関する情報を自分の力で読み解き、解決する力はありますか?ってことです。 自分が理解できている[…]
分からないことが分からない状態で任せっぱなしにしていると大変なことになるかもしれません。
保険を含む金融商品は、死亡や病気、ケガ、満期など長期間に渡りイベントが、起こってから問題点が見つかりますので基本取り返しがつきません。
そもそも必要性がない人に対面相談にて営業、加入し続けているような現状があるのではないでしょうか?
保険の切り替えという名の新規契約や解約を伴う契約は、予定利率の低い、この超低金利では、ほとんどの場合損するようになっています。
まとめ
読売新聞の記事には、対面販売ができないから加入者が減ったように書かれています
各社はスマートフォンなどを使った非対面での営業体制の強化を進めているとの事ですが、カモにならないようにしましょう。
完璧に覚える必要はありません、最低限の知識はつけよう。