社会人になって「よしお金、貯めるぞ!」と意気込む方や、「20代を楽しみたい!貯金などしない!」という方もいるでしょう。
僕は前者の1人でしたが、周りの皆の通帳を覗くことはできないし、お金のことは聞づらいですよね。
今回は散々、人様の通帳を覗いてきたFPの経験とデータから見る貯金事情について見ていきます
20代の平均給与額
国税庁の「平成30年 分民間給与実態統計調査」では、20代前半の平均年収は267万円。 男性が284万円、女性が249万円となっています。
ただし、この金額は、基本給のほか通勤手当、残業手当、ボーナスなどを含む、総支給額となっています。
概ね、20代の方の給与振込額は、この通りではないかと思います。月の月給は手取り13万円~18万円前後が多いイメージですね。
大企業や中小企業にかかわらず20代の方の給与は、まだまだ年功序列で低いのが現状です。
金融業や不動産業の営業マンは高い方が多いです。
一人暮らしを始める方もいるでしょうし、地方では車を購入する方もいるでしょう。
なかなか貯めるのは難しそうです。
ちなみに相談にくる方は圧倒的に女性が多いです。
実際の20代の平均貯金額や中央値は?
いつもお世話になっている、金融広報中央委員会が発表した「令和元年(2019年) 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]」20代の平均貯金額は106万円、中央値の貯金額は5万円と大きな開きがでています。
ほとんどの方が貯金できていない一方で1000万円以上貯金している20代も2%ほどいるようです。
20代の貯金額目標は?
20代の貯金額目標は「いくら貯める」というよりは「手取りの〇割を貯める」と割合を決める方が多いようです。
ちなみに金融広報中央委員会の調査によると平均は手取り額の16%を貯蓄割合としているとされています。
20代は意外と出費が多い
20代は1人暮しの開始や結婚や出産、人によってはマイホーム購入など意外と出費がかさみます。
ちなみに20代での結婚は女性が3人に1人、男性が4人に1人の割合となっています。
出費についてはこちら⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎
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20代で無理なくお金を貯めるには?
前述でもいいましたが手取りの〇%を貯めると決めてコツコツが一番の近道かもしれません。
実際僕が見てきた、まとまったお金がある方は例外なくコツコツ貯めてきた方ばかりです。
不安であれば、無料相談するのも1つの手段です。
また、NISAをはじめとする投資なども人気となっていますが使い方を間違えると痛い目にあうかもしれません。正しく運用しましょう!
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さいごに
人がいくら貯めているから、自分は危ない、ヤバいかも!?と思うのではなく、まずはできる範囲でコツコツを継続しましょう!